SEO対策を行うのに必要不可欠なのが競合調査。
検索エンジンは当然のことながら順位付けされてしまう世界なので
「自分以外全て敵」になってしまうわけです。
それゆえ競合調査は必ず行うプロセス。
まずは普通に自分のサイトを上位表示させたいキーワードでGoogle検索してみます。
そこで出てきたサイトたちが競合ですね。
検索結果の2〜3ページ目くらいまで見られたらいいかなと思います。
…で、このサイトの何を見るの?
面白いサイトだなふむふむ。
ドメイン取得日とか被リンクとか…
ふーーん。で??
みたいな状況の方から意外とご相談を頂きます。
「調査方法」は検索するとたくさん記事がありますが、
その調査結果を「分析する方法」
そして分析した後に
「SEO対策に生かす方法」
意外と書かれてません(普通に企業秘密でしょうか?w)
今回は私が実際に行なっているプロセスで、
お客様サイトを圏外→1ヶ月経たずにGoogle1ページ目にしてきた方法紹介します!
まずは必須、SEO対策の必要性を考える
SEO対策をする理由は何でしょうか?
最終目的として
「GoogleやYahoo!などの検索エンジンから集客するため」
ってところに尽きると思います。
要は、SEO対策バッチリやって、
狙った検索キーワードでGoogle1ページ目に躍り出たとしても
誰もクリックしない(タイトルと内容に相違がありそう、等)
そもそも誰もそのキーワードで検索してないなど
アクセスそのものを集められなかったら意味がないですね。
つまり狙うべき「検索キーワード」は
あなたの狙っているキーワードが
・Googleでよく検索されているキーワードなのか
そしてそのキーワードが
・あなたがアクセスを集めたい記事を端的に表現しているキーワードなのか
この2点のチェックがとても重要になってきます。
この2点をクリアしているキーワードがあったら、それで戦っていきましょう!
というわけでここからが競合調査、そして分析が生きてきます。
さあ、競合調査をしてみよう!具体的方法とツール紹介
ここからは、実際にSEO対策する時に使っているツールをご紹介します。
また、ツールで競合サイトのデータを見ただけでは全く意味がありません。
そのデータを見て
・戦うか?やめるか?
・戦うならどのように戦うか?
の戦略を練っていく必要がありますので、それに関しては次の項目で追い追いご紹介しますね。
競合調査に欠かせない2大ツール
Similar Web(シミラーウェブ)
無料で使えるページの情報量がとにかく多い、Similar Web。
ここで見られるのは
・該当サイトの訪問数
・パソコン/モバイル 閲覧の割合比
・検索からの流入割合
・どんな検索ワードでアクセスがあるか
などなどなど…
かなりたくさんのん情報が見られるので、丸裸??くらいの状況です。
無料で見られますが、メールアドレス等の登録が必要となります。
ここでは特に
『どんな検索キーワードでアクセスがあるか』
というのが参考になります。
そのサイトがどんなキーワードに強いかを知るとともに、世の中の人が実際に「検索している」キーワードを知ることができるので、こういったキーワードに近いものを狙っていくと、SEO対策になります。
SEOチェキ
有名なSEOチェックサイトです。
どうでもいいけど私、「大島てる」ってサイトが大好きで(笑)リスペクトの意味も兼ねてここで(勝手に)登場していただいておりますw
ここでチェックできることが、今では少なくなってしまったのですが、
・ドメイン取得年月日
・インデックス数
などを参考にします。
どう参考にするかというと、競合がパッと見て強いかどうか分からない場合は、
運営年月(ドメイン取得日からの経過期間)が 10年など長いとSEOに強いので勝ちにくい
同じくインデックス数が大量だと勝ちにくい
という感じで見たりします。
あんまりに運営期間が長かったり、インデックス数が多かったりすると、そのサイトに会えて戦いを挑まない方が楽です。
ただ、普段の競合調査の際はそこまで毎回SEOチェキを見なくていいかもしれません。
(※これがオールドドメイン購入とかになるといつもSEOチェキもチェックします)
ツールの結果を踏まえ、競合に勝つためのポイントとは?
まずは検索量もそこそこあるキーワード選定を確定
Similar Webで検索ボリュームの多いキーワードを参考にする
例えばあなたのサイトを、大阪でボイストレーニング教室を探している人に見て欲しいとします。
でも「ボイストレーニング 大阪」ってキーワード、SNSが普及したこのご時世でも、
世の中で果たしてGoogle検索されてるんだろうか??
といった具合に「検索ボリュームがあるかどうか」が気になった時に、競合サイトを分析して見ます。
↓こちらは上記のキーワードでGoogle検索1位(もちろんリスティング広告除く)になった競合サイトです。
Google検索からのアクセス中、28%が「ボイストレーニング 大阪」のキーワードで訪問されています。
ということは「ボイストレーニング 大阪」のキーワードはSEO対策すると充分に集客効果があるということになりますね。
といった具合です。
狙ったキーワード記事の文字数を競合サイトより多く!
さて、いよいよ攻撃を仕掛けていきます。
さまざまな対策方法がありますが、一番効果的でまずクリアしておきたいのは『文字数』。
具体的に言うと、「ボイストレーニング 大阪」をタイトルや本文に入れた記事を、競合の記事より文字数が多い状態にすることです。
もちろん文字数さえ多ければ絶対に勝てると言うものではありません。
・タイトルに入れたキーワードと、本文の内容があっているか
→そのキーワードで検索してきた人が望んでいる情報が書いてあるか
・どこかの引用記事などではなく、オリジナリティのある記事か
→感想記事・本人の意見記事などは順位が上がりやすい傾向に近年あります
こういったものを包括してクリアした上で、文字数が多い方が勝てる!ということですね。
まずは文字数を増やして書くことが一番取り組みやすいかと思いますので、最低限
競合よりも多い文字数
をクリアするとSEO対策で競合に勝ち目が出てきます!
競合調査まとめ
- 1.まずはSEO対策の必要性を認識することで、目的意識がはっきりする!
- 2.ツールを効果的に使う
- 3.戦うキーワードを決めて、文字数を多く書く
是非意識して記事を更新してみてくださいね!
参考になると幸いです。